--- title: "DKIM、DMARCの設定方法" services: [rental_server] --- # DKIM、DMARCの設定方法 このマニュアルでは、DKIM、DMARCの設定方法をご案内しています。 ## 前提条件 - DKIM署名設定済みのドメインのメールアドレスで送信している。 - 外部のネームサーバーを利用している場合、公開鍵がネームサーバーに登録されている。 - DKIM署名は、以下の条件のみ対象になります。 - SMTP Authで認証している。(通常のメールソフトでの送信) - ウェブメールで送信している。 - sendmailコマンドで送信している。 php、cgiプログラム等において、sendmailコマンドを使わずに直接相手先のメールサーバへアクセスしている場合は署名されません。sendmailコマンドで送信するプログラムをご利用ください。 - サーバーから、localhost:25で送信されている。 - DKIM、DMARCの設定の実施後、ネームサーバー(DNS)の反映とともにご利用いただけるようになります。 - メーリングリストでの署名について、転送はFromを書き換えないので非対応です。 ## DKIM署名、DMARCを設定する 1. サーバーコントロールパネルログイン [「サーバーコントロールパネル」](https://secure.sakura.ad.jp/rs/cp/?pid=496609)にログインします。 2. DKIM設定画面を表示 ユーザ『メールドメイン』をクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/01.jpg) サーバーに登録されているドメイン名が表示されますので、DKIM署名を行いたいドメインの『設定』をクリックし、『DKIM設定』をクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/02.jpg) ※SPF、DKIM、DMARCが設定済みであるかは、メールドメインの一覧のバッチ表示で確認できます。 3. DKIM、DMARCを設定 ## 秘密鍵 DKIM署名に必要な秘密鍵を作成するか、お手持ちの秘密鍵の登録を行います。 秘密鍵を新規に作る場合は、『秘密鍵を新規作成する』を選択します。 通常は、こちらを選択してください。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/03.jpg) お手持ちの秘密鍵を利用する場合は、『作成済の秘密鍵をアップロードする』にチェックを入れ、RSA秘密鍵ファイルをアップロードしてください。 秘密鍵を暗号化している場合は、復号するために必要なパスフレーズを入れてください。 問題なければ『登録する』をクリックしてください。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/04.jpg) ## セレクタ 通常は、表示された値をご利用ください。 セレクタが必要な場合のみ書き換えてください。 ※セレクタの詳細や利用方法に関するサポートは対象外となります。専門書籍やウェブサイトなどでご確認ください。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/05.jpg) ## DKIMレコード 通常は、『利用する』にチェックが入った状態にしてください。 チェックを外して設定完了した場合は、秘密鍵の登録と秘密鍵を用いた公開鍵の作成を行います。 DKIMレコードは登録されません。DKIMレコード登録前に公開鍵の確認をされたい時にご利用ください。 DKIMレコードは、後から設定することができます。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/06.jpg) ## DMARCレコード DKIMの設定と同時にDMARC設定を行う場合は、『利用する』にチェックを入れてください。 DMARCは後から設定することもできます。 『利用する』にチェックを入れると、メールの認証に失敗したときに取るべき動作が設定できます。 この設定に従うかはメールクライアントによって異なります。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/07.jpg) ## DMARCポリシー ・報告のみ行う(none) メールヘッダに追記を行うのみになります。メールソフト側の振り分け機能を利用する場合にご利用ください。 初回は「なにもしない」に設定にし、集計レポートの情報から、今後の設定を検討されることをお勧めいたします。 ・<推奨>迷惑メールフォルダに保存する [Quarantine] サーバー内の迷惑メールフォルダにメールを移動します。 ウェブメールや、メールソフトではIMAP受信で確認いただけます。 メールソフトの設定をPOP受信にされている場合、迷惑メールフォルダに入ったメールはメールソフトで受信されませんのでご注意ください。 ・受信させない [Reject] 認証に失敗したメールを破棄します。 :::caution 注意事項 ::: 必要なメールも認証に失敗する可能性があります。『受信させない [Reject]』を選択して破棄されたメールは復旧することができませんので、ご自身の責任で設定してください。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/08.jpg) ## 集計レポート送信先(rua) 集計レポート(日次)を受け取るメールアドレスを入力します。 空欄の場合は送信されません。 DKIM署名を行うドメインと同じドメイン名のメールアドレスを指定してください。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/09.jpg) 異なるドメインのメールアドレスへレポートを送信を行う場合は、レポート送信先ドメインのDNS設定が必要です。 例として、 \_dmarc.example.com. で rua=mailto:report@example.jp とする場合、example.com.\_report.\_dmarc.example.jp. のTXTレコード登録が必要です。 詳細については、サポート対象外です。 集計レポート(rua)について レポートには、送信元、送信先の情報、および認証のステータスなどが記載されています。 このレポートを見ることで、送信先のメールが SPF や DKIMで認証しているか確認できますので、受信状況の把握や送信元の認証状況をお客様で分析して、DMARCポリシーの指針にご利用ください。 レポートはXMLで記述されておりますので、XMLビュアー(リーダー)や、DMARC解析ツールなどで確認してください。 ※集計レポートの詳細や項目内容に関するサポートは対象外となります。専門書籍やウェブサイトなどでご確認ください。 4. 設定内容を保存 『設定する』ボタンをクリックして、設定完了です。 ## DKIM署名、DMARCを設定する(外部ネームサーバー利用の方) ※外部ネームサーバー(DNS)で行う操作方法や設定内容は、サポート対象外です。 1. サーバーコントロールパネルログイン [「サーバーコントロールパネル」](https://secure.sakura.ad.jp/rs/cp/?pid=496609)にログインします 2. DKIM設定画面を表示 ユーザ/メールから『メールドメイン』をクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/01.jpg) サーバーに登録されているドメイン名が表示されますので、DKIM署名を行いたいドメインの『設定』をクリックし、『DKIM設定』をクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/02.jpg) ※SPF、DKIM、DMARCが設定済みであるかは、メールドメインの一覧のバッチ表示で確認できます。 3. DKIM、DMARCを設定 ## 秘密鍵 DKIM署名に必要な秘密鍵を作成するか、お手持ちの秘密鍵の登録を行います。 秘密鍵を新規に作る場合は、『秘密鍵を新規作成する』を選択します。 通常は、こちらを選択してください。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/03.jpg) お手持ちの秘密鍵を利用する場合は、『作成済の秘密鍵をアップロードする』にチェックを入れ、RSA秘密鍵ファイルをアップロードしてください。 秘密鍵を暗号化している場合は、復号するために必要なパスフレーズを入れてください。 問題なければ『登録する』をクリックしてください。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/04.jpg) ## セレクタ 通常は、表示された値をご利用ください。 セレクタが必要な場合のみ書き換えてください。 ※セレクタの詳細や利用方法に関するサポートは対象外となります。専門書籍やウェブサイトなどでご確認ください。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/05.jpg) ## DKIMレコード 『利用する』のチェックを外し、『設定する』ボタンをクリックしてください。 DKIMレコードは、後から設定することができます。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/06.jpg) 公開鍵の情報を確認してください。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/10.jpg) ご利用の外部ネームサーバーにて、公開鍵を含むDKIMレコードをTXT形式で追加してください。 DKIMレコード:[セレクタ名].\_domainkey.[ドメイン名]. IN TXT ( "v=DKIM1; k=rsa; p=[DKIM 公開鍵]" ) レコード内容の詳細は、RFC5617 を参照してください。 DKIMレコード設定例 ``` rs20240118._domainkey.example.com. IN TXT ( "v=DKIM1; k=rsa; p=XXXXXXX" ) ``` ※外部ネームサーバー(DNS)によって登録方法が異なります。詳細は提供元にご確認ください。 登録が完了後、TTL指定の時間を過ぎるまでお待ちください。 サーバーコントロールパネルにて、ユーザ/メールから『メールドメイン』をクリックし、DKIM署名を行いたいドメインの『設定』をクリックし、『メールドメイン設定』をクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/02.jpg) メールドメイン設定画面で、以下を設定・確認します。 ## DKIMレコード 『利用する』にチェックを入れます。 ## DMARCレコード 外部ネームサーバー(DNS)を利用している場合、『利用する』にチェックを入れましても、DMARCの利用はできません。 ご利用の外部ネームサーバー(DNS)にDMARCレコードの登録が必要です。 この設定に従うかはメールクライアントによって異なります。 ※DMARCレコードの詳細については、サポート対象外です。 DMARCレコード:\_dmarc.[ドメイン名]. IN TXT ( "v=DMARC1; p=[ポリシー]; aspf=[SPFアライメントモード]; adkim=[DKIMアライメントモード]; rua=mailto:[メールアドレス]" ) DMARCレコード設定例 ``` _dmarc.example.com. IN TXT ( "v=DMARC1; p=none; aspf=r; adkim=r; rua=mailto:hoge@example.com" ) ``` ※外部ネームサーバー(DNS)によって登録方法が異なります。詳細は提供元にご確認ください。 ## DMARCポリシー ・報告のみ行う(none) メールヘッダに追記を行うのみになります。メールソフト側の振り分け機能を利用する場合にご利用ください。 初回は「なにもしない」に設定にし、集計レポートの情報から、今後の設定を検討されることをお勧めいたします。 ・<推奨>迷惑メールフォルダに保存する [Quarantine] サーバー内の迷惑メールフォルダにメールを移動します。 ウェブメールや、メールソフトではIMAP受信で確認いただけます。 メールソフトの設定をPOP受信にされている場合、迷惑メールフォルダに入ったメールはメールソフトで受信されませんのでご注意ください。 ・受信させない [Reject] 認証に失敗したメールを破棄します。 :::caution 注意事項 ::: 必要なメールも認証に失敗する可能性があります。『受信させない [Reject]』を選択して破棄されたメールは復旧することができませんので、ご自身の責任で設定してください。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/08.jpg) ## 集計レポート送信先(rua) 集計レポート(日次)を受け取るメールアドレスを入力します。 空欄の場合は送信されません。 DKIM署名を行うドメインと同じドメイン名のメールアドレスを指定してください。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/09.jpg) 異なるドメインのメールアドレスへレポートを送信を行う場合は、レポート送信先ドメインのDNS設定が必要です。 例として、 \_dmarc.example.com. で rua=mailto:report@example.jp とする場合、example.com.\_report.\_dmarc.example.jp. のTXTレコード登録が必要です。 詳細については、サポート対象外です。 集計レポート(rua)について レポートには、送信元、送信先の情報、および認証のステータスなどが記載されています。 このレポートを見ることで、送信先のメールが SPF や DKIMで認証しているか確認できますので、受信状況の把握や送信元の認証状況をお客様で分析して、DMARCポリシーの指針にご利用ください。 レポートはXMLで記述されておりますので、XMLビュアー(リーダー)や、DMARC解析ツールなどで確認してください。 ※集計レポートの詳細や項目内容に関するサポートは対象外となります。専門書籍やウェブサイトなどでご確認ください。 4. 設定内容を保存 『設定する』ボタンをクリックして、設定完了です。 ## DKIM署名を一時的に停止する(DKIM署名の削除はしない) 1. サーバーコントロールパネルログイン [「サーバーコントロールパネル」](https://secure.sakura.ad.jp/rs/cp/?pid=496609)にログインします 2. DKIM設定画面を表示 ユーザ/メールから『メールドメイン』をクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/01.jpg) 3. メールドメイン設定画面で、対象ドメインの『設定』をクリックし、『メールドメイン設定』をクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/02.jpg) 4. DKIMレコードのチェックを外し、『保存する』ボタンをクリックします。 再度DKIM署名を利用する場合は、同様の手順でチェックを入れ直してください。 ## DKIM署名の秘密鍵をダウンロードする 1. サーバーコントロールパネルログイン [「サーバーコントロールパネル」](https://secure.sakura.ad.jp/rs/cp/?pid=496609)にログインします 2. ユーザ/メールから『メールドメイン』をクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/01.jpg) 3. メールドメイン設定画面で、対象ドメインの『設定』をクリックし、『DKIM設定』をクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/02.jpg) 4. DKIM設定画面で、『秘密鍵のダウンロード』ボタンをクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/11.jpg) 5. ダウンロード画面が開きますので、『ダウンロード』ボタンをクリックしPCに保存してください。 秘密鍵を暗号化する場合は、パスフレーズを入力してください。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/12.jpg) ## DKIM署名を削除する 1. サーバーコントロールパネルログイン [「サーバーコントロールパネル」](https://secure.sakura.ad.jp/rs/cp/?pid=496609)にログインします 2. ユーザ/メールから『メールドメイン』をクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/01.jpg) 3. メールドメイン設定画面で、対象ドメインの『設定』をクリックし、『DKIM設定』をクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/02.jpg) 4. DKIM設定画面で、『削除』ボタンをクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/13.jpg) 5. DKIM設定削除の確認画面で、『削除する』ボタンをクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/14.jpg) 再度DKIM設定を行う際は、『DKIM署名を設定する』から手続きを行ってください。 ## DMARCのポリシーの変更、集計レポートの送信先を変更する 1. サーバーコントロールパネルログイン [「サーバーコントロールパネル」](https://secure.sakura.ad.jp/rs/cp/?pid=496609)にログインします 2. ユーザ/メールから『メールドメイン』をクリックします。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/01.jpg) **3**ポリシーの設定、集計レポート先を入力後、『保存する』ボタンをクリックします。 DMARCレコードを解除する場合は、DMARCレコードのチェックを外して、『保存する』ボタンをクリックしてください。 ![](https://support.interlink.or.jp/manual/rental_server/img/599/15.jpg)